Feb,10 2008 Equipments 笹かま

いわゆるレトロ系ではなく、「サーフィンの楽しみ方」の選択肢が日本より多様で、先進的なカリフォルニアでは多く見られる事の多い、何と言ったら良いのか・・・・・・仲間内では「そう」言っている事から、仮に「変態系」とする。

開発者のサイモン・アンダーソンは冥利に尽きるのだろうが、日本では相変わらずスラスター全盛で、そんな環境の中ではちょっと排他的というか、ロートル向き(?)とか取られ勝ちな面の有る「テイクオフの早い」「乗り易い」板だ。
初見が、仙台へ向かう直前だったからではない、アウトラインが良く似ていた事とからいわゆる「モデル名(Atomというモデルだそうだが)」を無視して「笹かま」と呼んだ。いやらしいテイクオフの早さと、ちょっとマニアックな形状から「変態系」としたが、俗称(?)「トランジション系」だろう。

写真だと「ノーズとテールに幅を持たせた云々~~なスラスター」に見えるが、特にテールに厚みを持たせてあり、この寸法でも75kgオーバーの人間が普通に乗れるボードで、60kg台前半の俺ではオーバーフロート気味。
フローテーションがノーズ寄りにある事と相まって、スタンスは前寄り、後ろ足はおおよそだがサイドフィンの上位にスタンス。オーバーフロートといえば、愛用しているLindenのRocketFishも軽く80kg近い人間が乗れるのでそういう事になるが、ちょうどRocketFishを使っていた最中に乗り変えたので、同様の「前を押さえた」乗り方をした。
5'6という長さのせいか、パドルではあまりオーバーフロートを感じなかったが、乗ると板が沈まない、何というか、レールを入れにくい。
だが、前を押さえて基本通りのボトムターンをすると、ターンが伸びる、レトロ系のそれとは違い、軽くフワーっと伸びる感じだ。厚めの波を、ボトムターンからやや浅い角度でアプローチし、トップターンからテールを引っ張ると、RocketFishのそれとは違い軽く板が返る。
ボトムを深く、波のフェイスを広く使えば縦のアプローチも可能で、その辺はスラスターと同様だからなかなかラディカルな代物だ。
笹かま5'4 19'3/4 2'3/4
この寸法で75kgの人間が問題なく乗っている事から、60kg程度なら5'2 2/1/2位でも乗れるだろう。また、2'3/4の厚さだが、テールも軽く2inch程度はあって見た感じから「動く」とは思えなかったがかなり動くし、RocketFishのような重さが無く、しごいて板を走らせる事も出来るので、脛~膝・厚めのプアーコンディションでは遊べるおもちゃとなるのではないでしょうか?

後日また違ったコンディションで乗ってみたのだが、Finセッティングが違っていて少し乗り辛かった。Finについて、普段のスラスターにおいては、大き目のFin(height=116mm up)が好きなのだが、今回はツインスタビの如きバックフィンが小さめで、その影響かターン時にテールがスカスカで、『溜め』が効かず、ターンが伸びなかった。

Finの功罪は色々で、スラスターにおいては人一倍うるさいと自負しているが、『この手の板』では大きな影響は無いとナメていたので、改めて総合的なセッティングが『Fun to Surf』に繋がると、勉強になりました。
....Shape/Design by Borst Surfboards

Twin Fish FishCuit

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